内部資料：孔雀の尾羽根計画
舞台の概要
舞台は、当計画の核心である儀式の中心的装置である。また、演者といわれる依代に規定された形で儀式を執り行う祭壇であり、厳密な手順と特定の条件に基づいて建立されることが求められる。
設置・管理について
舞台の建立および管理は法眼記念病院 メンタルヘルス科とフォスより派遣される夜久美紀がその中心的役割を担う。通常の業務とは異なり、人員は、舞台の維持と儀式の準備に従事し、必要に応じてフォスやテミスなどの他部署と密に連携して進行させること。
儀式の秘匿性
舞台における儀式の内容は、性質上極めて機密性が高く、詳細は天啓之書に記録されている。各作業に従事する担当者は、指揮担当者からの指示を仰ぎ、厳密な指導の下で進めること。特に、祭壇の建立や儀式に関しては、神託によって決定された手順に従う必要があるため、許可された者以外の接続や情報の漏洩は厳禁である。
関連する調整業務
舞台の建立および維持には複数の部署が関わるため、必要に応じて調整が行われる。特に、フォスの担当する演者の調達やテミスの情報収集に関して、綿密な連携が求められる。関係者は迅速かつ慎重に対応し、計画の遂行に影響を与えないよう細心の注意を払うことが重要である。
特記事項
当計画に関連する儀式およびその詳細については、団体内部の最重要機密であり、これに関与する職員は全員、厳格な秘密保持義務を負う。違反が発覚した場合、厳正な処罰が下されることになるため、慎重な対応を心掛けること。
(LV9)